失敗しないCMS業者選び!

失敗しないCMS業者選び!

目次

1. 「安さ」がセールスポイントの業者に気を付けよう
2. 分かりにくいサイトに「分かりやすい」サイトは作れない
3. 「基本デザイン制作・あとはお客様が…」と言うCMSで大失敗
4. メールだけのサポートは無意味の訳
5.サイト内にSEO対策の見識ページはあるか?
6. Wordpressをそのまま提供する会社はNG

同一品質のモノならば価格の安さは「魅力」でしょう。
しかし、Webは
唯一無二のモノです。
すべてあなたの会社に合わせたオリジナルにお創りする商品です。
その価値に見合った価格は当然、必要でしょう。
では?なぜウエブの価格はピンからキリまであるのか?ボランティアでない限りは必ず「安い」には理由が存在します。
貴方が失敗しないCMS選びをしたいのなら「安い」理由をしっかり把握しなければなりません。
安いものが必ずしも「悪い」のではなく、ご自分のスキルに合わせてリーズナブルなものを選ぶのが賢い選択と言えます。
とはいえ?なかなか見極めは難しいものです。

そこで…

ホームページなので文字通り「家」に例えて説明をします。
土地(立地)はSEO対策で貴方が獲得する順位となります。
では、価格にかかってくるものは「設計(間取り)」や「建設資材(マテリアル)」「建築(基礎・組立工事)」などとなります。

これをホームページに置き換えれば…

「設計(間取り)」→グローバルメニュー
Webサイトの全てのページに共通して設置された案内リンクを指します。
「建設資材(マテリアル)」→バナー(デザイン画像など)

視覚に訴えるバナーの品質は売り上げに大きな影響を及ぼします。
「建築(基礎
・組立工事)」→トラフィック対策
※サイト訪問者の回遊の流れ(直帰率を防ぎ回遊率を高める)
 
となります。

では次に安いCMSとはどういうものか?

「ログハウス」ログハウス型(建築資材と設計図しかない)
CMSの設定だけ提供して、自分で組み上げるモノ。

「建売住宅」テンプレート型(パターンが決まっている)
デザインパターンが決まっていて当てはめていくだけのモノ。

「安物住宅」建築士不在型(採光も風通しも生活導線も適当
クライアントの要望そのままで効果が見込めないモノ。

「欠陥住宅」ノーフォロー型(想定と違うため空き家となる)
SEOの見識も無くアルゴリズムに無対応で効果が出ないので放置されるモノ。

と言ったものが存在します。

これらの安物を見極めてご自分のスキルと照らし合わせてリーズナブルなものを探しましょう。

ただしCMS販売業者は自社のCMSのマイナス要因を記載しませんので、しっかりと見極めましょう。
もし貴方がCMSを探して…辿り着いたサイトが「分かりにくい」サイトなら、そのサイトのCMSを注文するのはやめましょう。

自分の商品を最も知っている者が…自分の商品を見に来た人にその魅力を伝えられないのに…
他人の商品の魅力を伝えることなどできると思いますか?

前衛的にかっこいいデザインを目指す会社は「デザイナーの独りよがり」になりがちです。
設計力のない会社は「魅せ方」が分からず閲覧者を迷わせます。

閲覧者視点に立った設計が出来る会社なら、分かりやすいサイトを作れるはずです。
2017年はSXO(検索体験最適化)元年とも言われます。

「自身のサイトが分かりにくい会社」が「他人のサイトを分かり易く作れるわけない」と知りましょう。

よほどSEO対策の知識を持ち、高いモチベーションを維持できる完璧主義のお客様なら問題はありませんが…
安いからと言って…マニュアルを頼りに自分で勉強しながら運営管理は不可能でしょう。

つまり…

「基本デザイン制作・あとはお客様が…」と言うタイプのCMSは…スポーツジムの入会受付しかしていないという事です。
もし貴方がダイエットが成功できる自信がある人なら「基本デザイン制作のCMS」で大丈夫です。貴方の努力と高いモチベーションで成し得ることでしょう。

入会だけでダイエットする自信がないのならこのシステムの会社は避けた方が得策でしょう。

CMSとはダイエット器具にすぎません。
うまいうたい文句に騙されて「ダイエットが成功する」と思う人のほとんどがダイエットを失敗しています。

ダイエット器具の提供をするだけの会社でダイエットなど成功するわけもありません。

目標を達成する高い意識と…そのモチベーションを維持するアドバイス。さらに効果が実感できる実績が伴わなければ成功は困難でしょう。

ライザップがなぜ成功に近いのか? そのヒントはここ↑隠されています。


メールでしかサポートしないCMS業者は「指示の明確化」を求めています。

つまり…

指示のない作業は一切しないスタイルの会社である事が伺えます。

この手法は責任の明確化ができる利点がありますが、SEO対策初心者から要望される事…以外は何もしないようなサポート体制で、Web市場を勝ち取れるわけなどありません。

何故なら…お客様のほとんどがSEO対策初心者だからです。

直帰率を下げ回遊率をあげるにはどうしたらいいのか?
など考えてサイト設計もできなければ…
日々進化するアルゴリズムに対応した施策も不可能でしょう。

業務のスリム化を最優先する会社にCMSを注文すれば確実に損をします。

電話でお客様の要望を伺い…要望以上のご提案でお客様に納得していただく、

素人の要望しか対応しないスタンスのCMSは選ばないのが得策です。


もっとも重要な項目です。
SEOの見識が高いかどうかを知ることが貴方のホームページを成功させるかどうかに直結します。
CMSは更新ができるホームページにすぎません。
SEO対策に有利な設計や、日々のアルゴリズム変更の情報などはCMSとは別問題です。

貴方がもし更新できるだけのホームページが欲しいのなら…安いモノで十分でしょう。

しかしウエブ市場を勝ち取るためにホームページを更新したいのなら…
迷わずSEO対策の見識が高い会社のCMSを選択するべきです。

「安物」を提供する会社にはWordpressをそのまま提供する会社は少なくはありません。
Wordpressって実は誰にでも簡単に更新できるものではありません。
既定の作業なら…基本設計をして貰えばできるかもしれません。
しかしサイト運営というレベルの作業をするのならそれなりに学習が必要でしょう。
知識のない人がカーオーディオを取り付けするくらいの根性があれば十分できると思います。

Wordpressの操作方法をご存じないのであれは…Wordpressをベースに簡単に操作できるようにカスタマイズされたCMSを選ぶべきです。


もし貴方がウエブで成功をしたいのなら…
【Wordpressをそのまま提供する会社】のCMSは避けた方がいいでしょう。


何故ならGoogleは「SEOからSXOへ」を推奨しています。
やみくもに「更新」さえすれば上位表示されるような甘いものではなくなっています。

CMSの品質を吟味してしっかりと選びましょう。