日本のお笑いの未来は暗い…
◆◆DJアイルトンの“クログロ”ブログ◆◆SEO圏外Ⅲ
ちゃらっちゃ♪ちゃっちゃららちゃちゃっちゃ♪ちゃらら♪ちゃらっちゃ!っちゃちゃちゃっちゃ!っちゃちゃ!ドドンドンドン♪(オールナイトニッポン風味
やい‼ おまいら!いよいよ師走だぜ!?
今年もM1グランプリちゃんと見たか?
結果は大方の予想通りだった。
M!開催前の「巨人師匠の審査員辞退」のニュースを見て覚悟はしていたんだよ。
アイルトンは関西生まれだが…実は生活のほとんどは愛知で過ごしている。
上方贔屓をする立場でもないし…お笑いと言う文化を尊敬すらしている。
人を笑顔にする仕事だぜ?こんなカッコいいことないよな?
アイルトンにとってお笑い芸人はヒーローなんだよ!
虐められっ子だったアイルトンにとって…「お笑い」はカンフル剤のようなものだった。
仮面ライダーもウルトラマンも…作られたヒーローだったのに対し…お笑い芸人は、類稀なセンスで笑顔を生み出せる憧れの存在だったのだ。
このお笑いに対しての見識を深めると、関西と関東のお笑いの差について考えてしまう。
アイルトンもこの事については関東の人間と何度となく言葉を戦わせてきている。
関東のお笑いは…関西のお笑いには相いれないものがある。
古来、お笑いに西も東も無かった。
むしろ、落語や漫談など…関東のお笑いは日本のお笑いを席巻したと言っても過言ではない。日本のお笑い文化の中心は東にあったと言ってもいいと思っている。
しかし高度経済成長を経た日本は大きく変わってしまった。
東京に人が溢れ…人情や人の優しさがなくなる時代、関東のお笑いはいつしか、犠牲者を生み出し嘲り笑う形を作っていった。人を騙したり陥れたりすることで、成立する笑いも…あるいはアクターの演出として捉えるのなら、成立するのであろう。
しかしこのお笑いは子供に通用するモノなのであろうか?
お笑い戦国時代…マウントを取ったものが賞賛され…笑われる側の人間はバカにされる。
現在東のお笑いはこの縮図で成り立っている。
西のお笑いは今も昔も「自虐の文化」。誰かを傷つけるだけで完結することはしない。
賢明なる皆さんなら…もう数年前から「M1グランプリ」が出来レースになっていることは周知の事実だろう。
中でもお笑いに対して見識の深い「オール巨人」師匠はこの風潮に逆らってきた一人だ。
そもそもM1グランプリのコンセプトをご存じだろうか?
「マイク一本、喋りだけで戦う」とオープニングで言っていたあのM1で…マジカルラブリーの優勝が裏で確約されたとき…巨人師匠は最初に審査員を降りると公言した。
マジカルラブリーの漫才は舞台を縦横無尽に使い身体で笑いを取るスタイル。
もはや漫才の型にはおさまらないものだと、巨人師匠は許せなかったのであろう。
おそらく松本人志やスタッフなどの説得を受けて、「これも新しい漫才の形」と受け入れ審査員を務めた巨人師匠。
今回の「毒舌漫才」だけは、受け入れる事が出来なかった。
自虐文化を持つ関西の笑いには…みんなが幸せになれる。ほっこりとした笑いが重要視される。誰かを馬鹿にして虐めを助長するようなお笑いは好まない。
そう…お笑い芸人はヒーローなのだ。
人を馬鹿にして笑いを生み出すなどと言う最も簡単な手段で優勝をかっさらうお笑いに美学など感じない。
かつて席巻したお笑いの都東京。彼らには人情があり温かさがあった。
しかし…その地に異文化が集結し冷酷は文化が上塗りされてしまった。
その結果現在の、東の笑いは「人を馬鹿にして騙して陥れて笑う文化」となった。
松本人志に物申す。
貴方は現在のお笑いを席巻しているつもりなのか知らないが…もう大人の事情でM1グランプリを神のごとく力で操作するのは辞めて頂きたい!
笑い飯の優勝したころから…視聴者はもう、M1のおら事情を勘ぐっている。
グランプリと言う以上はせめてこの場だけでもピュアで健康的なお笑いの祭典にしてほしい。
この場所に夢を求めて人生をかけている人間もいるのだという事を知って欲しい。
純粋にお笑いを愛する者を冒とくしないで欲しい…。