価格が安いのが激安なのか?

「安い」と「安モノ」を考える。

もはや「あるある」と言っても過言ではなりませんが…「おたくホームページ幾らで作れるん?」と言う質問。
こう聞かれたとき……私達はニッコリ笑顔で内心は

「アホキタ━(´_ゝ‘)‘Д´)´Д`) ̄ー ̄)-_-)・∀・)´・ω・)=゚ω゚) ゚Д゚)゚∀゚)━! 」

っと思っています。

家で例えるのなら…

敷地も間取りも立地も鉄筋なのか木造なのかプレハブなのかも決まっていないで価格が言えるわけありません。

ひきつりながらも…「ご予算3万円から制作いたします」と答えると…

「それでSEO対策とか言うのも出来るんか?」
  
などとおっしゃります。。。。。

「く…狂ってやがる…」←心の声

「申し訳ございません。SEO対策は魔法ではないので…弊社では制作範囲に対する内部対策をキッチリと施策させて頂いています」

と虫の無く声で言うと…   必ず

「はぁ?(´・Д・`)?意味が分からん!お前んところでHP作ったらちゃんと検索順位あげられるんかって聞いてるねん!」

とキレ気味。。。。。

この人はきっと日本語が分からないんだと思いつつ…丁重にお断りをして受話器を置く。

これって「激安ホームページ制作」で施策してるホームページ制作業者なら誰しも経験のあるやり取りです。
同業者の方や、相場をご存知の方ならきっと笑い話になるのでしょうが、ホームページの相場って案外わからないんです。

家ならば相場が分かるので、このような恥知らずな事を言う人はいません。
しかし相場が分からない上にホームページ制作業者のweb宣伝が多岐にわたっているので、感覚がマヒするのだと思います。

「初期費用0円」 「更新無料」 「月額0円」 ……これらのキャッチコピーを繋げあわせればホームページって無料で作ってもらえるんだ?と誤解する人が現れても不思議ではありません。

皆それぞれどこかで利益を確保しています。しかし・・・・如何にお得であるのかをアピールして「お問合せ」頂かなければ商売になりません。みな当然、アピールポイントを強調します。

そうしたキャッチコピーを見て…素直な(頭のおかしい)人はホームページ制作って無料なんだ!!と誤解するのも無理はありません。

しかし、常識で考えてホームページ制作の価格って、いったいどれくらいかかるのか?

ホームページの相場

ホームページの相場は極めてあいまいです。
何故なら、上でも述べたように「作りたい家」がどのようなモノなのかが曖昧だからです。
しかし面白い記事を見つけたのでご紹介しましょう。
これはご自分でホームページを作ろうとした人のお話です。

こちら

結構業者目線では無く率直な意見だと感じたのでご参考にしてください(笑)

ホームページって案外高い!!
って思われた方。


それは貴方が相場を知らなかったからなんです。
考えてみて下さい。

貴方のホームページを作るのに、どれほどの時間がかかると思いますか?
プログラマーの世界では「人月」と言いますが、例えば三人のプログラマーが1カ月かかる仕事量を「三人月」と言います。つまり、1が1かで行うことのできる作業量(工数)を表す単位を表します。
ホームページを作るには「営業」「デザイナー」「コーディングプログラマー」が最低必要です。
じれに…進行管理をするディレクターが加わるケースもあります。
企業が一人雇用すれば最低3万円の人件費がかかります。アルバイトでも1万5000円くらいでしょうか?
ここに企業利益を乗せると、一人当たりの人件費は4万円は確保したいと考えるでしょう。
すると1カ月20日換算で計算しても20×4万円で1人月80万円を企業は確保したいと考えます。
しかし時代は甘くありません。そんな正価で仕事が取れる時代でもないでしょう。
コーディングやデザインを外注やアルバイトに依頼すれば、人件費を2万円に抑えられると仮定して、20×20,000円で1人月40万円
つまりホームページ制作にかかる費用っとして「1人月40万円」は最低必要と言う事になります。

さて…貴方のホームページを作るのにどれくらいの時間がかかると思いますか?

1日? 10日? 1カ月? 様々な人が携わって作られるホームページ。デザインとコーディングとお直しだけでも最低3週間はかかるでしょう。「1人月40万円」ならばこれだけで30万円と言う相場は正しいと考えられます。

そこにプラスデ、ザインを拘りお直しを繰り返せば際限なく費用はプラスされるでしょう。
ページボリュームやデザインの難易度・・・バナーの数・・・様々な要因で価格は高騰します。それらを平均的な相場でジャストプライスにするとすればおそらく30万円が妥当なのではないでしょうか?