回遊率とは?正式にはページ回遊率と言い…サイトを訪問した人が直帰せ、ず次のページへ移動する確率を言います。サイト運営者にとって回遊率は「検索内容と検索意図の合致」の指標となります。もし直帰率が高かったり回遊率が低い場合は「タイトル」や「メタディスクリプション」を改善する必要があります。
ページ回遊率を含めた「トラフィック」はSXO対策の要なので…Googleアナリティクスを駆使してインハウスSEO対策をすることがWeb市場を勝抜くために必須とされています。
ページ回遊率を見るには
アナリティクスを開く
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左のメニューから行動をクリック
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下に出てくるメニューから概要をクリック
の手順で上の画面が表示されたら…赤枠の「ページセッション」の項目を見てください。
※アナリティクスを登録されていない方はこちらをクリック
ページセッションが6.87となっているのが「回遊ページ数の平均」です。
ページ回遊率とは言っていますが…実際は2ページ目の移動でも回遊になり、10ページ移動しても回遊になるので、ここの回遊ページ数の平均を見て貴方のサイトの価値を推し測るのが良いでしょう。この日は平均で7ページ近く回遊されているのでかなり優秀な数字だと思います。
もし真の回遊率を知りたい方は…直帰率を100から引いた数字が「回遊率」になりますが…直帰率を抑えておけばこれは意識する数字でもないので、回遊ページ数に着目する方が正しいマーケティングができるでしょう。
さて、回遊に関して近隣の数字にも少しふれておきます。
セッションとは?…………貴方のサイトを訪問された回数
ユーザーちは?……………貴方のサイトを訪問した人数
ページビューとは?………貴方のサイトの開かれたページ数
平均セッション時間とは?…貴方のサイトに滞在した時間
直帰率とは?………………貴方のサイトを1ページ目で落ちた率
新規セッション率…………貴方のサイトを初めて訪れた数
となります。
では問題です。このサイトを新規で訪れた人数は?
ユーザー数が22人。そのうち…新規セッション率が31.08%なので…
22×31.08%=6.8346人となります。
つまり約7人のご新規訪問者があったと言う事になります。
では?直帰したのは何人でしょうか?
セッション数が58人でそのうち44.83%が直帰したと言う事なので…
58×44.83%=22.451人となります。
つまり約22人が2ページ目に進むことなく帰ってしまったことになります。ただし、総セッション数から割り出した数字なので、同じ人が何度も直帰していることもあります。
回遊率を上げるにはどうしたら良いのか?
業種やランディングページ…サイトの本質によっても回遊率を上げる方法は異なります。
ここでは、ビジネスを目的としたサイトに特化してご説明をいたします。
回遊率を上げるとは直帰率を下げることと同意なので…
◆解りやすくする◆
英語表記などスタイリッシュなサイトは見た目は良いが…直帰されることが多い
◆効果的なバナー◆
サイドメニュートップやサイト上部に訪問者の興味を引くバナーを設置する
◆トップはメニューに特化する◆
トップはどこにランディングしても最も回遊し易いので解りやすいバナーメニューで構成する
◆ページ内リンクはこまめに◆
アンカーテキストは勿論、回遊ルートの導線を作りしっかりバナーで誘導
等の施策は必須でしょう。
もしWebでビジネスを成功させたいのなら…スタイリッシュ路線ではなく「分りやすい」と言う設計が最も重要です。
Webをfgファッション雑誌と勘違いしている…ビジネス不向きな価値観の方は「お洒落」なサイトを目指しがちですが…実際のところデザイナー経営者の「独りよがり」に過ぎず…SXO対策の概念からはまるで外れています。
貴方のサイトを訪問する人達は…きっと有益な情報を探しているので会って…お洒落なスタイルに「見とれたい閲覧者」などいません。
自己満足を押し付けるのではなく…検索体験最適化を目指し、閲覧者目線のサイト運営を心がけましょう。
さらにここで申し上げたいのは…上のほとんどの項目はサイト設計の段階で決まってしまいます。
元論ご自分でバナー制作などできる方ならサイト設計後でも変更は可能ですが、ほとんどのお客様は設計から制作までお任せのスタイルだと思います。SEO対策に長けたCMS業者かどうかを吟味して発注することをお薦めします。
勿論弊社のCMSはSEO対策に強い設計図でサイト制作をし…お客様にサイト意義もしっかりとお話をしたうえでお客様ニーズに応えてまいります。