1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。
※解釈 googleは2017年に「SXO対策」の理念を発表している。
SXO対策とは「SEO対策」に変わる新しい概念でSXO(Search Experience Optimization)、サーチエクスペリエンス最適化の頭文字をとったものだ。 直訳すれば検索体験最適化となる。
検索体験とはまさに「カスタマーファースト」を意味し、検索エンジン利用者が最も利用しやすい形を意味します。
これを最も表すのはgoogleの検索窓でしょう。Yahoo!やedgeは「ニュース」や「広告」…「関連事項」がぎっしりと入っているのに対し、googleは検索窓以外の表記はありません。ビジネス的に考えれば最も重要な子の部分に企業の思惑を配さないデザインは、まさに検索利用者に対し「カスタマーファースト」を示す究極の形と言えよう。