発リンクはページパワーを落とす！？

アンカーテキストの記述で気になったのでまとめてみました。
はたして発リンク（被リンクの逆）はページパワーを落とすものなのか？
これも、これまで諸説論じ合ってきた項目です。これは私の私的見解ではありますが、ほぼ確信として聞いていただいて構わないと思います。結論を言えば「発リンク」はページパワーを落としません。その根拠としてGoogleは健全なサイト運営に対してマイナス評価をするような事をしません。「発リンク」は衛星サイトスパムにでもならない限りは健全なサイト運営の一環です。
「発リンク数が多いサイト」自体がユーザビリティを下げる訳ではなく、「発リンクの数が少ないサイト」がユーザビリティを高める訳でもありません。つまりこの項目で優劣をつける必要はないと推測されます。
しかし、発リンク先が受けるページパワーの恩恵は分散する可能性はあるでしょう。
その分散がどの割合なのかはわかりませんが、「発リンク先」が一か所ならそのページパワーを独り占めできますが、数か所ある場合は、被リンクの恩恵は減ると考えられます。この憶測の根底には、「被リンク」全盛の頃、ページランクが高いサイトを作り被リンクを張る事でSEO対策で荒稼ぎする業者が蔓延していました。この不健全なアルゴリズムを大幅に変更したのが2012年のペンギンアップデートでありパンダアップデートです。しかしそれ以前からもGoogleは被リンクSEO対策業者を排除する為の施策をしていたはずです。ページパワーを分散する事は端的に抑止力になりますし、健康なサイト運営の弊害にもならないので、可能性は高いとみられます。

さて、「発リンク」によりページパワーが落ちないとの確信を踏まえてれば、良いサイトに発リンクをする事は「ユーザビリティ」を高めると言う評価をされる可能性もあるので、純粋に閲覧者に分かりやすいサイト作りに心がけるといいと思います。
ただし・・・・直帰率につながりそうなサイトへのリンクはしないようにしましょう。ウイキペディアなどへのリンクならきっと戻ってくると思います。