キーワードの選定について

アナリティクスが教えてくれるWEBマーケティングの種

イタリアンレストランキーワード
漠然としたデータではmarketingとは言えません。
以下は、私が営業先で…お客様との打ち合わせの時、実際にお話しする内容です。

Italianレストランの店主と打ち合わせの場合

私 ◆貴方が欲しいキーワードは何ですか?
店主◆
イタリアン 大阪で施策しています。
私 ◆そのキーワードで何位ですか?
店主◆45~50位くらいです.

【イタリアン 大阪このワードは大阪でイタリアンレストランを営業するお店の人気ワードでしょう。おおよそ…大阪でイタリアンレストランをしている人なら皆欲しがるワードです。その1位を獲得するためには相当の努力が必要とされます。そして…1位を獲得すればビジネスをどう展開できるかは右図の通りです。

御覧の通り1位を獲得すれば…
ランディング数1265人をGoogleとYahoo!から稼ぎます。
仮に5%の人が来店したとしても…毎月63人の新規顧客を獲得する計算です。これはまさに大成功のモデルと言えるでしょう。だからこそ誰もがこのワードを欲しがります。
しかし2位の数字は格段に下がります。さらに11位以下は激しく下落していることが分かります。業種などによっても多少は違いますが、ほぼ閲覧者動向はこのような形です。

では…このお客様の現在の順位47位前後を見ると…1人ずつしかランディングしていません。1年間でこのワードからサイト訪問者は24人しかいません。仮に5%の人が来店してくれたとしたら…年間で1人と言う事になります。

何故こんな不毛なワードに固執して下手なサイト運営をするんですか?

店主曰く…今のホームページは業者に作ってもらい、それっきり触っていないとの事でした。
この現実を知り店主は大変落ち込んでいました。
しかし弊社がこのサイトにアナリティクスを設定して1か月後に訪問。
店主は私の持参したデータをを喰ういるように見ていました。
サイトへのランディングキーワードに、思いがけない訪問者が存在していたのです。
施策されている【イタリアン 大阪】はランディング0でしたが…ニッチワードからの流入数が15人確認されたのです。【ペペロンチーノ 美味しい 阿倍野区】【ミックスジュース 絶品 大阪】など…SEO対策に施策していないワードからの訪問者がいたのです。
この事実を目の当たりにした店主は…「ライバルの多いワードよりもライバルが少ないワード」の方が簡単に訪問者を稼げることを知ったのです。
こうして弊社は、このItalianレストランのホームページ制作に着手。ニッチワードを量産できるサイト設計でCMSを作り上げました。
ニッチワードを量産しやすい設計の目玉として、通常のイタリアンレストランではホームページに掲載しない【絶品レシピ公開】と言うカテゴリーを作りました。CMSの特性である“ブログ感覚でページを作れる”優位点を活かし…関連キーワードや共起語を生み出しやすいページを作ることでテキストの質を高め…さらに多くのニッチワードを生み出す狙いで設置しました。
この施策が、起爆剤となり半年でサイト流入数が10倍を超えました。

店主はこう語ります。

「keywordの順位を上げるのは難しいけど…keywordを作るのは簡単だね」…と

インターネットが普及して…検索ワードも多様化・複合化した昨今。ライバルの多いワードで戦う意味はありません。
もし貴方がサイト運営をする目的を「売上を上げたい」だとするのなら…より簡単にサイト訪問者を増やす方法を選ぶべきでしょう。そしてニッチワードの育成の先に…ビッグワードの獲得があるのです。インハウスSEO…小さな1位をたくさん集めてみてください。ビッグワードは継続の力でしか得ることは出来ません。
CMS激安の検索順位
左の図をご覧ください。
弊社が施策する【CMS 激安】の検索順位です。
弊社では20を超えるニッチワードの1位を確認しています。(おそらく探せばもっとあります)
その上にこのビッグワードの1位は存在しています。
この
【CMS 激安】をビッグワードと申し上げる根拠として…広告の数がなんと36件…確認できました。(2017年10月現在)
Googleアドワーズ広告が36件(7ページまで)も存在するワードは、そう多くないでしょう。当然多くの人が欲しがっているワードと言う事になります。
ちなみに【イタリアン 大阪】を検索したところ広告は1件もありませんでした。
そのキーワードの上位4件を弊社のサイトが独占しています。これは弊社のSEO対策に対する見識が深いだけではなく…ワードの選定と適切な施策が力を発揮しているのだと思います。
弊社がここで声を大きくしたい事が幾つか御座います。
CMSはインハウスSEOの切り札です。
そのCMSを提供する会社が…SEO対策もままならずに…広告で集客をしているとは情けない…。
ロングテールの為にCMSが不可欠であることは間違いではありません…。
しかしindex数を増やし…「ロングテールによるニッチワードの量産」…しかSEO対策の方法論を持っていないCMS提供会社に、貴方のWebビジネスの未来を任せられますか?
弊社のホームページは200しかindex数を持っていません。
(2017年10月現在)
それでも人気ワードを獲得しています。
これは…SEO対策に対する見識の差でしかないのです。
これこそが無策なCMS業者と見識のあるCMS業者の差です。
CMSこそ品質の差があるのです。
もし貴方が偶然、この記事を目にしたのなら今一度、品質について考えましょう。文字通りホームページ…欠陥住宅を買ってしまってから後悔しても間に合いません。
貴方の厳しい目で…もう一度弊社のホームページを精査してください。
私達は本気でSEO対策と向き合い…コンサルタント品質でお客様の成功を作っていきたいと考えています。

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