特に、Alexaで決してやってはいけないのは、ユーザーセグメントが異なるサイトを比べるといった使い方でしょう。例えば、Business-to-businessの情報サイトと、学生 向けのゲームサイトでは、ユーザー層はまったく異なり、Alexaツールバーをインストールしている人の比率も異なる ため、データを比べても意味がないと考えられます。
ところが、近年のAlexaはトラフィックランク以外のさまざまなデータを表示するようになっています。このデータ比較が意外とマーケティングに役に立つので弊社ではコンサルタント手法の一つとしてこれを取り入れています。
あてにならないデータと言われるこのAlexa traffic rank。同業他社を比較するのならどうでしょう?自社サイトとの比較でセグメントはほぼ一致するものと考えられます。つまり弊社では同業他社(ライバル会社)の動向をチェックする意味あいを含めてこのAlexa traffic rankを活用しています。
この活用法で分かるのは、一般的には絶対知り得ないライバル会社の「サイト滞在時間」や「直帰率」「平均滞在時間」などを覗き見る事が出来ます」。更に興味深いのは「流入キーワード」を見る事が出来るのでこれを調べる事でライバル会社の傾向と対策をするのにかなり役立つデータとなります。
知っていればこんなにも有利にビジネスを展開できる情報。これこそが現代コンサルタントの新しい手法の一つと言えるでしょう。
彼方たちの強い味方となり「勝ち組」に導くパートナーとして、私達は日々のアンテナを張り巡らせています。