Googleが評価するサイトとは?

ページボリュームはGoogleの200を超えるアルゴリズムの一つに過ぎません。そしてアルゴリズムは日々進化をしています。
SEO対策を知る事は検索エンジンの在り方を知る事です。
2016年Googleが発信したメッセージは「SXO対策」への啓蒙。この意味を正しく理解した者だけが…「次代の勝者」へ勝ち名乗りを上げられます。
Googleチャート01
例えば弊社が施策している「CMS 激安」
多くのCMS業者が欲しがる人気ワードです。(※右図参照)
しかし弊社のホームページは数千ページもあるようなボリュームサイトではありません。
弊社では検索ワードを効率的にGoogleに認識させるように施策をしています。
ワード設計図を作り…意図するワードへGoogleの目を向ける。さらにページ内リンクを下層に作ることでワードパワーを最大限に引き出せるようにする。共起語や関連キーワードを効果的にテキストに含めることで、ワードクオリティを上げる…など。しっかりとした設計図を作り、施策をすることで必ずしもページボリュームが無くても検索順位上位をゲットすることは出来ます。
大っ嫌い
被リンクを生業にSEO対策で荒稼ぎをしていた業者が次に目を付けたのがCMSでした。CMSがまだ浸透しない時代…Googleアルゴリズムでは「ページ数が多いサイトは自主運営サイト」であると判断し、高い評価をする傾向にありました。事実、業者に作らせたサイトは更新もされず…古い情報の掲載がほとんどでした。
このページ数で高く評価するアルゴリズムを新たなSEO対策の商品としたSEO業者。ページ数が多ければ多いほど高く評価されると流布するようになりました。被リンクアルゴリズムで不当に検索順位を獲得していたサイト運営者は、このアルゴリズムにすがり、ページ数を増やす為だけの薄っぺらいページを増やしていったのです。

Googleは「順位操作」を目的とした対策を嫌います。
Googleは閲覧者に有益な情報を提供するサイトを高く評価しているのです。Googleの200を超えるアルゴリズム全てがこの原則の元に制定されています。


さて…
「順位操作」を目的としたCMSによる内容の薄いページはGoogleが評価すると思いますか?
ページ数アルゴリズムと言う神話など…当の昔に崩壊しています。
未だに…ページ数アルゴリズムを流布するCMS業者でSEO対策が万全だと思いますか?いまGoogleが発信している検索エンジン上位表示の方法論はSXO対策だけです。
SEO対策とは?
SXO(Search Experience Optimization)とは、サーチエクスペリエンス最適化と呼ばれています。これを日本語訳すれば「検索体験最適化」となります。検索エンジン最適化”Search Engine Optimization”では?検索エンジンに対して最適な環境を作り出す技術を競ってきた私たちですが、Googleは既に次のステージを見据えています。
「検索体験最適化」とは? ユーザーが検索エンジンを利用した際に「想定される検索意図」と…その回答が合致する環境の提供を行えているかどうかを評価する考え方です。
2017年の現段階では、Googleがその姿勢として「ユーザーエクスペリエンス」を指示している段階に過ぎません。
すでにお気づきの方もいると思いますが、スマホで店舗検索をした際に、営業時間や現在の状況…来客率(混雑具合)などがフラフ表示される画面を目にするようになりましたた。これは、検索順位の上位を目指すための施策ではなく、ユーザーの体験、ユーザーの期待に応えることを目的とした最適化を指したものです。これらの施策の概念こそが、SXO(Search Experience Optimization)の考え方であり、私たちはこのようなサイト制作を目指すことがGoogleの指し示す方向であると解釈しなければなりません。

つまり、今後はGoogleの機械学習が洗練されていきます。そこで、検索の意図を的確に捉え、ユーザー体験を追求するコンテンツを作らなければ、上位表示は困難になります。。
ディスクリプションに留意じたページを心がける
閲覧者の直帰率を回避する。閲覧者は必ずディスクリプションを読んでランディングします。本文との誤差は直帰率となります。
キーワード出現率、関連キーワードを意識する
何についてのサイトであるかをGoogleに認識してもらう。さらにキーワードに対する見識の深さを誇示する
テキストに引き込む導線を準備する
よほど探しているテーマに準じない限りテキストは読まれません。テキストに引き込むバナーやフロー…キャッチなどを効果的に使う。
画像とテキストをバランスよく配置する
Googlは画像とテキストのバランスを評価します。画像は高い訴求力を持ちますが表示速度が遅くテキストは訴求力にかけるが表示速度は速い。効果的なバランスにすることでGoogleは高く評価しています。
画像を軽視しない
画像に「タイトル」「代替えテキスト」「キャプション」「説明」といった類を記述するのは重要です。検索エンジン上部には必ず「画像」の項目があります。これらは「キャプション」等を記述することでGoogleに認識され表示されます。
訴求力の高いページ内リンク
閲覧者の興味にアジャストさせるバナーを作成。ページ内回遊率を上げる工夫はGoogleの評価を上げる最大の要因です。ロングテールでニッチなページにランディングした閲覧者も直帰させることなく確実に回遊に引き込めるようにしましょう。
SXO対策は愛だバナー
SXO対策が啓蒙するモノは「閲覧者にとって使いやすいサイトであるか?」です。これまでの過剰SEO対策では、とにかくランディングをさせる事が目的でした。しかし、過剰SEO対策のページは閲覧者の期待に応えることは出来ません。この合致しないページに…滞在しない行動を「直帰率」としてGoogleは減点をしています。
外部リンクを増やし…流入数を増やす事で加点されてきた今までのアルゴリズムに、ランディング以降の閲覧者行動の概念をプラスした現在のアルゴリズムこそが、サイトの正しい評価であるという思想が現在の「SXO対策」の起源です。
つまりSXO対策とは…閲覧者の満足を示すトラフィックパターンから評点されているわけですから、サイト制作・運営は「ブログ感覚のやっつけ仕事」では成功などする訳もないでしょう。
サイト設計は「自分たちが見せたいモノ」ではなく…「閲覧者が見たいモノ」が何であるのかを考えることが大切です。「ユーザー体験最適化」と言う…ふわっとした言葉の裏に隠されたモノ。それこそがランディング以降の閲覧者行動を審査するトラフィック対策を意味しています。
私達は検索順位の上位を目指すために、「お も て な し 」サイトを作らなければならない時代となっているのです。

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