メタキーワードは必要なのか?

メタキーワードは必要なのか?

皆さんは「メタキーワード」をご存知ですか?これまでのSEO対策の常識ではメタキーワードが重要だと思われてきていましたが、それはもう都市伝説となっています。まずここで明言できるのは…

メタキーワードをGoogleは評価していません。

と言う事です。2012年のペンギンアップデートパンダアップデート以来、コンテンツの内容を精査するアルゴリズムが主流となり、「被リンク」アルゴリズムは、その力を弱めていきました。Googleの技術の進歩はとてつもないスピードだと思いますが・・・その技術進歩でコンテンツを精査できるようになったから、メタキーワード不要になったわけではありません。
メタキーワードはメタディスクリプションと違って、その存在は検索エンジン意外に確認ができないのです。メタディスクリプションは検索結果を表示する時に124文字までを表示しますが・・・・メタキーワードは一般ユーザーが目にする事が無いのです。
そのことが災いして、過剰SEO対策に利用された経緯があります。
Googleがメタキーワードを評価対象から外したのは…コンテンツとは無関係なキーワードを記述する検索エンジンスパムが横行した為とも言われています。

Googleがメタキーワードを評価対象から外したのが、今から7年前ですから…パンダアップデートよりも3年近く前のお話です。

つまりGoogleはコンテンツを重要視するアルゴリズムよりはるか前に「メタキーワード」を評価対象外にしていたことになります。

以下はその記述です。

 Googleは、2009年9月21日にウェブマスター向けオフィシャルブログで「メタキーワードを検索順位を決定づける要素としては利用していない」と発表をしています。一度ご自分の目でご確認ください。
メタキーワードが重複するとSEO対策に不利益であると言う話を耳にします。
またメタキーワードは多くの単語を羅列するのではなく1~3個程度が適切と言う話も耳にします。
もし貴方がこの話をどこかの情報で目にしたとしたら、それはもう古い情報だと理解しましょう。
そしてその古い文献を目にしてそのままを現在も語る人がいるのなら?その人の情報を信じるのはやめましょう。
このことからもSEO対策の話は憶測情報であり、時として嘘が混在している可能性があります。
中でもひどいのはGoogleがウエブマスター向けのオフィシャルブルグで発表されている情報を知らずに、古い情報の受け売りをしているケースでしょう。不要な事に無駄なエネルギーを費やす必要などありません。

私達ユウゲンガイシャシーズオフィスの提供するCMS【you[勇敢]can】はメタキーワードを記載する項目が省かれています。
私達はGoogleが好む文法だけではなく、WordPressを最も適切な形にカスタマイズして、お客様のSEO対策のお役に立てられるようにしています。

例えば・・・Wordpressをご自分でカスタマイズされる方なら「All in One SEO」と言うソフトをインストールされた方もいるのかと思います。このプラグインで「メタタイトル」「メタディスクリプション」「メタキーワード」の設定が可能となります。これは必要でしょうか?

Googleは、2009年9月21日にウェブマスター向けオフィシャルブログで「メタキーワードを検索順位を決定づける要素としては利用していない」との記述があるにもかかわらず、プラグインでは標準装備となっています。
Googleが評価をしないと明言する以上はプラスにもマイナスにも評価する事はありません。

つまり、情報が古ければこれ一つをとってみても・・・無駄な労力を強いられる要素となります。
メタキーワードは今後も不要なのか?については憶測の域を出ません。Googleはまたそれらを参考にするのではないかと言う憶測が無い訳ではありません。しかしそれらの意見を一蹴する私の見解としては…
「メタキーワードの設定こそが脆弱なシステムを露呈する象徴」であると考えています。
もしGoogleの言語読解能力があれば「わざわざ何に対しての記載」であるかを尋ねる必要はありません。コンテンツを重要視する背景には、スマホ時代に対応する「音声認識」を意識したハミングアップデートからも「単語」の重要性は薄れていると理解できます。
「オッケーGoogle」と言うCMをあれほど大きく打っているのは?Googleの検索の概念が「単語」から「文章」へシフトしているからではないでしょうか?多様化する検索需要の中で、ニッチワードによるロングテールニーズの高まりからも、検索環境は進化する以外にないと思います。単語を解析する事がたやすく…文章を解析することが困難だとするのなら?Googleはたやすい道を選ぶ事は無いでしょう。
一度keywordは必要ないと判断したGoogleは進化を重ね、コンテンツを精査できる技術を深めている事からも「メタキーワード」が今後、必要となる日は来ないモノと推測します。