コンサルタントの選び方

コンサルタントはどこも一緒では無い!

皆様も御存じのとおり「コンサルタント」には資格がありません。ではなぜ資格を必要とせずにビジネスが成り立つのでしょうか?
端的な回答とすれば「お客様に納得のいく利益や知識の提供」が出来ればコンサルタントは成立するのです。
逆に資格を与えるには、ジャンルが広すぎて不可能なのだと思います。
もちろん一般的な企業のコンサルティングをする「経営コンサルタント(経営コンサルティング)」をはじめ資金や経理面をバックアップする「財務コンサルタント(債務コンサルティング)」。人間の雇用から育成までを担う「雇用・人事コンサルタント(雇用・人事コンサルティング)」。業務の効率化をするための「業務コンサルタント(業務コンサルティング)」。システム開発をする「システムコンサルタント(システムコンサルティング)」……など。認知されるモノだけでもまだまだ存在します。これに業種別のコンサルタントを含めるとおそらく、数千種類のコンサルタントが存在するのではないでしょうか?「結婚コンサルタント」「パン屋開業コンサルタント」「森林コンサルタント」などと言うものまであります。これら一つひとつはその道に精通し、成功へ導く方法論を持った人達が開業するモノなのです。資格などを設ける事は困難でしょう。この特殊コンサルタント分野を除いた一般的な経営コンサルタント分野でもまた、2つのカテゴリーから成り立ちます。私達はこの2つを「攻撃的コンサルタント」と「保守的コンサルタント」と呼んでいます。
「攻撃的コンサルタント」とは?経営手法に一石を投じ、売り上げの増大を目指すコンサルタントを指します。人事採用コンサルタントなどはこの分野に属します。
「保守的コンサルタント」とは?経理や財務コンサルタントなど現在ある資産を管理し出来るだけ支出を落とすためのコンサルタントを指します。双方結果的には「利益」を上げるための知恵を身につける為に存在します。
今、貴方の会社は特にどの部分を強化したいのでしょうか?まずはご自分のウイークポイントを知る事が大切です。
そして。コンサルタント会社を選ぶためにまずは、webサイトを良く見てみましょう。
どういう分野で…どういう方法論で…どういう知識で…貴方に利益をもたらせるのか?
その部分に納得がいかなければ、コンサルタントの依頼など出来ません。
多くのコンサルタントを名乗る人たちはその部分を曖昧にしています。何故なら確固たる方法論が確立せずに顧客の要望を聞いてからの施策を講じるパターンがほとんどだからです。

でも・・・・・

このインターネット検索時代、問題定義をすればいくらでも解決方法などでてきます。少し賢い人間ならば、それらを調べて理論武装をしてもっともらしい言葉で経営者を納得させる事など造作もない事でしょう。
ちゃんとした経営コンサルタントを選ぶのであれば、まずは明確な方法論を持っている事を重視するべきでしょう。
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基本的な経営コンサルタントでは左のような指導を行います。
これは多くの経営者からすれば「当たり前のことじゃないのか?」と言われるお話ですが、実は正しくこれをしていない経営者が多いのです。特に零細企業や独立経営者は、「自分の頭の中にある」と言う理由で曖昧のまま明確化をせずに事業を進めているケースが多いので、この部分をとっかかりにする経営コンサルタントが非常に多く存在します。
しかし、こんなものは私達にとっては「まやかし」の様なものだと考えています。これらの作業は確かに大切な事です。特に起業したてで、社員数も多くない会社では、実践的な部分を重視して「経営理念」を疎かにするケースがほとんどです。
実践優位の企業も成長し…組織へと変革するに当たっては、必ず「企業に根幹」を整備しなければなりません。
つまり、経営コンサルタントとのファーストコンタクトのタイミングとして、起業から安定期に入り組織化を目指す段階があげられますが、このタイミングで軽率な経営コンサルタントと出会うと、経営を伸ばす事が出来ません。
おそらくほとんどの経営コンサルタントが「赤字経営」でしょう。名ばかりの経営コンサルタントばかりと言う事です。
資格職ではない「経営コンサルタント」はハードルが低く、誰でも開業できることがその原因とも言われています。
よく考えて下さい。己の経営も黒字にできないコンサルタントが人様の経営のサポートが出来ますか?
経営コンサルタントは、深い知識を提供するインテリジェンスとしての存在だけではいけません。
貴方の会社の経営をデータから戦略的なアドバイスをできる為の「方法論」を持つコンサルタントで無ければ、貴方のビジネスをサポートする力などありません。
経営コンサルタントの多くは机上の空論だけで、経営者の相談相手として入り込み…安定的な収益から経費としての支出負担だからいいか?と言う…何となく継続するケースがほとんどだからです。何故このような事になるのか?
それは世の中のコンサルタントを名乗る存在がこのような方法論で「優秀な相談相手」の地位を押し売るからなんです。
そしてこのような経営コンサルタントは実に無責任な立場で、経営のアドバイスをするだけの存在なのです。
多くの経営者はきっと「経営コンサルタントとはこういうモノなんだ」と思っているでしょう。
私達はこういうコンサルタントスタイルに一石を投じたいと考えています。
経営アドバイザーとしてではなく…確信のあるデータを基に経営戦略の下準備を整える。それらを持って経営陣が次の一手を思案するワークスタイルを提供する事で、トップダウン経営では無く、ボトムアップ環境を推進しながら一枚岩の経営体質を作り上げるような経営コンサルタントでありたいと考えています。
私達の仕事は「御託(ごたく)」を並べて経営者に信頼を得る事ではありません。
真に利益を生み出す経営体質を作り出すサポートを行うことが重要です。その為に、お客様のビジネスを「第三者」として適切なアドバイスを行う必要があるのです。内部の人間では、「思い込み」や「希望的観測」が冷静な経営判断を鈍らせるケースが多く存在します。常に様々なクライアントと接する経営コンサルタントの立場なら、その経営判断を修正する事も出来ます。
更に切り口の多いコンサルタントは魅力的でしょう。
弊社では、確固たるデータからアドバイスを行う「経営コンサルタント」だけではなく、進化するIT分野から「業務のスリム化」「業務のルーティン化」などを促進するITコンサルタントの分野にも力を入れています。しかも、ITコンサルタント分野にも確固たる「方法論」を持っています。

かつての経営コンサルタントは「情報収集手段」が無く、データに基づくコンサルタントが出来ませんでした。その結果、コンサルタント達は経営者の知恵袋として、存在価値を対価としていました。
現在…ITは進化して情報が容易に手に入る時代となっています。
私達がコンサルタント業務をスタートさせたのは、この情報時代の先駆者として、経営をサポートする情報の入手手段の確立から始まっています。おそらく弊社の持つ情報収集能力は他社を圧倒し、まさにそれが弊社の「コア・コンピタンス」なのです。

経営コンサルタントとして、貴方に問いかけます。

貴方のコア・コンピタンスは何ですか?

敢えて、ここでは「コア・コンピタンス」について解説をしません。一度「ググって」見て下さい。
かくも情報とは簡単に手に入る時代であり、机上の空論を展開するコンサルタントが不要であると言う事がご理解頂けると思います。