ビジョンと戦略

ビジョンを持たない経営など経営とは呼びません。私達がコンサルタントをする場合は必ずビジョンを意識する進言を行います。
ビジョンを持たない経営とは「行き当たりばったり」で「運任せ」でしかありません。
警衛とは確信をもって推進するモノだと私達は考えています。リスクヘッジするための多角経営も推進しています。
基本的な事ですがまずは「ビジョン」についてお話をします。
ビジョンとは経営に於いては「
理想像。未来像。展望。見通し」などを言います。
未来像として、どのような自己実現(発展)を遂げていたいのか、成長していたいたいのか?…などの構想として明確化し書記したモノ。会社全体の未来像を「経営ビジョン」と言い、事業の未来像を「事業ビジョン」、組織の未来像を「組織ビジョン」と言う。
また個人の将来像を「キャリアビジョン」」や「自己成長ビジョン」などともいいます。
ビジョンを正しくご理解頂けたうえで、「戦略」についてお話しします。
「戦略」とは、直訳的には「戦争や闘争のはかりごと。戦争の総合的な準備・計画・運用の方策。」を指します。
では「経営戦略」とは
?企業が「持続的競争優位」を確立するための基本的な思考を言います。
つまり…「経営理念」→「経営ビジョン」→「経営戦略」と言う力関係を持ち、これらを組み立てる事で経営は成立します。
「経営理念」や「経営ビジョン」は企業の基本的な価値観を示しているものであり、「経営戦略」はそれを具現化するための、より具体的な方法論を指し示します。
ビジョンが自分ッチが実現したい目標であり…組織で皆が共有する、限りなく普遍的な到達点だとすると、戦略はその目標に向かってどのように到達するかという具体的な方法であり、ユーザや市場などの外部環境や自分たちのケーパビリティ(能力)の獲得に合わせて常に変化するものです。つまりビジョンは、普遍的な大目標であるのに対して…戦略は、目標に向かって、最速に…確実に、効率的に到達する術をを言います。

さて、このようなうんちくなどネットで調べればどれだけでも詳しい記述がされています。特にコンサルタントを雇わなくとも自社で出来るのではないでしょうか?もちろん専門家を招き進める事が、確実なのでしょうけど得策だとは思いません。

この関係性を知っていれば「経営理念」を作成し…「経営ビジョン」を作成し…「経営戦略」を練る。と言う作業が出来ると思います。

では、ここで一つケーススタディをしてみましょう。