トラストランク

トラストランクとは?

トラストランクとは…直訳すれば「信頼性の順位付け」となります。
つまり、SEO業界では被リンクの信頼性を表すものとなっています。
しかし…Google マット・カッツ氏は「トラストランクというアルゴリズムは存在しない」と明言しています。
私たちはこれを鵜呑みにしてはいけないと考えます。何故なら…
googleはたびたび私たちに誤解させる発表をしています
この正式発表を信じてしまえば…私たちはGoogleの仕掛けた迷宮に迷ってしまいます。そこで今一度、弊社独自にトラストランクについて考えて逝きたいと思います。
公言している以上「トラストランク」というアルゴリズムは存在しないものと考えられます。
しかし…それに付随した概念は存在すると考える方が賢明でしょう。
これまでも「被リンク」については諸説唱えられています。
Googleもまた…質の高いサイトからの「被リンク」は評価を上げるという事を認めています。
つまり…Googleは「トラストランク」という概念ではなく…「そのキーワードに対しての優良なサイト」と言うモノを把握しているという事は間違いないでしょう。
それらを「信頼」という形のランキングにはしていないとしても…「トラスト」という概念は必ず持っているはずです。
これは私個人の見解ですが…世の中で施策されるkeywordは無限大です。
ニッチなワードまで視野に入れれば一つのページが複数の「トラストランク」を持つことだってあり得ります。
これほど膨大な情報量を「ランキング」形式にしてデータを保存する意味などないと考えます。
おそらくGoogleのクロール情報は…もっと大儀な分別しかしていなく…ある一定のワードで情報を抽出しようとした場合に於いて、リンク先の関連性を示唆しているだけに過ぎないと考えます。
世の中に存在するワードの数は無限大な上に…その組み合わせも無限大です。
それらをすべてランキングしていると考える方がおかしいのだと思います。

考えてみれば…トラストランクと言う概念をあって一番得をするのは「SEO業者」ではないでしょうか?
「うちはトラストランクの高いサイトを数多く保有しています…」というセールストークが成立するのはまさに「SEO業者」でしょう。
世界の天才を集めているGoogleと言えど…「トラストランク」等と言う果てしないデータを保有する事は無意味だと考えます。
それらを考えた時に私の結論は「トラストランクはSEO業者の偶像」ではないかという事です。
Googleは「トラスト」の概念は持っていますが…ランキングはしていない…という結論です。
今は…リンクを買う時代ではありません。
つまり…トラストランクが存在して…どうであってもSEO対策には無関係です。
被リンクの元来の考え方に戻りましょう。
サイトが外部から評価を受け…情報を共有してもらう事が真の「被リンク」の概念であり…Google場目指す姿です。
今なお…リンクの売買をする業者が存在します。
Googleはこれらの業者を見逃すことは内でしょう。
新しいアルゴリズムができるごとにこれらの業者は追い詰められていくはずです。
Google マット・カッツ氏が「トラストランクというアルゴリズムは存在しない」と明言したことに嘘もないと思いますが…あったとしても…それが何って話でしょう。
ワードも無限大…組み合わせも無限大です。トラストランクなど存在しません。
しかし…オーソリティサイトという概念はあり得ります。
Googleの定めるオーソリティととは違い…例えば…月間の検索件数が10000アクセスあるようなワードに限定した「トラストランク」の作成なら可能でしょう。
まあいずれにせよトラストランクの存在の有無など今は無意味だと考えるのが賢明です。

トラストランク総括

もしトラストランクが存在するのなら…信頼された(Trusted)サイトから直接リンクされたり、自サイトがTrustedサイトに検索エンジンから認定されるのが理想的なのでしょう。
もちろんトラストランクの 明確な基準は不明なので…そのことを考えるより…
コンテンツをブラッシュアップすることが重要です。
SEO会社の技術担当者ならトラストランクのことを考えたり理解しようとする姿勢はあっても良いと思ういますが、 一般のウェブサイトの管理者ならトラストランクのことを考える必要はないでしょう。