中小企業のITコンサルタント

人間にとって「自己管理」ほど難しいモノはありません。特に営業マンなどの外出スタッフにとって、時間管理を任さる職種ほど教育が難しいモノです。自己管理が出来ず…結果ルーズな時間管理となり職務怠慢の負い目から「サービス残業」がかさみ…「ブラック企業」へとなる企業は少なくはありません。
大手企業が「ブラック」ではない大きな理由は徹底した社員管理です。与えられた業務を管理された時間の中でキッチリと遂行する事で無駄な残業が省けます。もちろん働き手も拘束時間内はきっちりと業務を遂行する事で定時になれば堂々と帰宅をします。中小企業では「ブラック」はしょうがない…とお考えでしょうが案外、業務改善で解消するケースが多いのです。これら徹底した教育と管理体制をもって残業を減らしオンとオフを切り分けられるクリーンな組織を作る事こそが経営者の役割ではないでしょうか？IT化が進んだ現在では昔大手企業が投資した莫大な費用は必要ありません。まずは職場環境の改善をITから見直し…それらを社員一人一人がルーティーンワークとして習慣づける事から意識改革はできるのです。

IT化とは何でしょう？なんとなくは理解していても「具体的」に何をしていいのかわからない方がほとんどではないでしょうか？例えば現在当たり前のように導入されているパソコン。このパソコンと通じメールアドレスを使うこともIT化の一つなのです。元来ITとはInformation Technology（インフォメーション・テクノロジー）の略称で、「情報技術」と日本語訳されてれます。このITソリューションによって私達の生活は一変しました。欲しい情報がどこからでも手に入れる事が出来るようになり生活はどんどん便利になってきました。
私達はどのような情報発信をして…どのような情報伝達をすればIT化時代のビジネスを勝ち抜けるのか？最もシンプルで最も導入可能なアイディアを持っています。19世紀イギリスで起こった産業革命は世界へと広がり世界経済が大きく変化をしました。その波を掴んだものが成長を遂げ現在の大企業の礎となっています。
今まさにその渦中である「IT革命」は産業革命をしのぐほどの大きな波だと言われています。
きっとこの波に乗り遅れたモノは淘汰されてしまうでしょう。
貴方はIT化を導入検討しますか？それとも無策のまま終わりますか？

IT化の最も重要な狙いは業務の効率化にあります。従業員のアナログ管理では自己申告ベースの勤怠管理しかできません。これらをデジタル管理する事の大きなメリットは以下の内容でしょう。
1.リアルタイムで業務日報を作成するので曖昧な記憶任せの記述がなくなる。
スケジュール管理に於いては営業先到着時にクラウド端末に記入。営業終了後に即報告書を作成。帰社後に行っていた記憶便りの曖昧な日報制作では成し得ない性格な日報が作れる。
2.GPS機能で社員の行動を一元管理。抑止力の効果。
GPS端末を持つ事で社員の行動を一元管理できる。アプリにより月額費用は異なり機能も様々だが、これまで社員の自己報告でのみ管理されていた外回り社員の追跡情報を取得できる環境を作る事で社員一人一人の意識改革を推進できる。
３.交換した名刺はクラウド管理。データベース化した名簿の作成が簡単。
弊社の推奨するアプリでは交換した名刺をその場で撮影するだけでOCR（文字認識システム）では無くオペレーターが正確な情報をクラウド上に保存される。もちろんクラウド管理なので会社のパソコンからでも閲覧可能。それらのサービスが無料で受けられる。もちろん五十音順検索が出来るので検索も楽々。
4.会社とのやり取りはタブレット端末から気軽にメールやチャットで。
大手サポート窓口で多く導入されている「チャット機能」lineに代表されるこの機能は電話と違い履歴を残せるという大きなメリットを持つ。しかもメールとは違いリアルタイムで言葉をやり取り。既読・未読もわかる優れたツールである。
５.もちろんタブレットなので便利な機能がオールインワン。
GPSを使った地図や、わからない事を声で検索したり、ニュースを閲覧する事で知識を増やす事も…計算機や勿論、オフィスデータも閲覧・編集可能。Mobileぴりんたーを使ってその場で見積書をお渡しする事も出来ます。
６.これら社員の行動を本社で一元管理できるのが最大の魅力。
タブレット端末を持つ社員を本社パソコンで一括管理。質の高いサービスの提供に一役買えます。例えば社員の交通費の請求などもリアルタイムで申告する事により本部ですべて管理する事も出来ます。これまで電話番としての雇用であった社員にもルーティンワークを増やす事で「やりがい」を提供する事が出来る。