2017年SEO対策大予想♪

クオリティサーチチームによる
ディレクトリは終わった
ペンギンアップデートパンダアップデートも再びロボットによる審査となりました。Googleが目指す未来はロボットによる効率化の頂上なのだと確信させます。このGoogleロボットAIを見ていると…まるでターミネーターの世界がやってくるかの錯覚に陥ります。

さて…SXO対策の公言を始めたGoogleはこの後どうなっていくのでしょう?

弊社では兼ねてから…SEO対策は3つの支柱に分かれると分析をしていました。
何故なら外部対策に特化するようなアルゴリズムでは、SEO業者が新たな策でまた…ブラックハットSEOが増えるからです。
アルゴリズムの支柱を【内部対策】【外部対策】【トラフィック対策】に分ければ…絶対的な順位の獲得は困難となる為です。
つまり成功報酬型のSEO業者を撲滅することは出来ると言う事でしょう。
事実…現在のSEO業者は成功報酬をうたっているケースが減りました。順位を問わず施策に対して月額の報酬を受け取る形が一般的になっています。ではこの状況でありながらなぜGoogleはディレクトリをやめてロボット主体に変えたのか?
SEO業者を根絶やしにすればいいのではないだろうか?ここには幾つかのメッセージが隠れていると私は考えます。
イタリアンレストランキーワード
まず一つは…成果報酬ではないSEO対策では…1ページ目表示は困難で100位以内を乱高下するだけのパワーしかありません。
つまり、検索エンジン利用者にとって目に触れることのない順位で上下動したところで快適な検索環境の妨げにはならないのです。
検索順位に一喜一憂するのはSEO業者に月々報酬を支払っている契約者だけなのです。
さらにSEO業者の秀逸なビジネスです。私達はこれを詐欺と呼んでいますが…ビッグワードとはかすりもしないニッチワードでこの一喜一憂をさせているのですから…SEO業者に頼る経営者は残念だとしか言いようがありません。
左の図は大阪でイタリアンレストランを経営する人が最も欲しいキーワードである“イタリアン 大阪”の月間検索件数を調べたものです。さすが人気ワード…1位を獲得すれば月間1200人以上持っ訪問者が見込めます。これが2位だと1/4の350人です。
2ページ目になるとわずか19人しか訪問者がありません。100位以内だとせいぜい0人=4人程度の訪問者しかないのです。
それが業界で最も人気ワードの実態です。
もしこれが人気ワード外なら10位以内でも訪問者が0と言うケースがほとんどです。

徳島のリフォーム検索順位予想
右図もまた検索人気ワードの予想訪問者数です。2ページ目ですらもう0~2人です。
この現実を知れば…いかにSEO業者が詐欺トークで契約を結んでいるかお判りでしょう。イタリアンレストランもリフォーム業者も人気ワードに+「安い」や「美味しい」など付け加えるだけでほとんど訪問者は居なくなります。
そのようなワードで一喜一憂させられるのだから…詐欺ビジネスと言っても過言ではありません。つまりGoogleはこのような検索界の小競り合いを放任しているのです。と言うよりも必死になって取り締まる価値が無いと言う事です。
話が脱線していますが…Googleがロボット審査をやめたこともSXO対策を公言したことも…全てはGoogleが目指す最終形態が高いレベルで具現化できたことを示唆します。
ディレクトリを始めたときGoogleは世界で30000人を超える雇用をしました。
それはロボットでは成し得なかったブラックハットの一斉除去に向けた序章だったのです。
Googleはこの先どうなっていく?
GoogleはディレクトリでWeb市場正常化が成功したと言えます。つまり自分が創造した世界で神としてこの世界に君臨する盤石な状況を作り得たと言えます。
もしこれがリアルなら「独裁体制」なのかもしれませんが…ここはバーチャル空間であり、秩序が乱れれば人が居なくなる場所です。暴君では永続的に存在しえない世界です。
リアルが絶対民主主義であるのだからGoogleはさらなる秩序を求めるでしょう。
台頭するBing。中国市場では「Baidu」が10億人市場の6割を取っています。
さらにロシアでは「YANDEX RU」が5割のシェアを持っています。
世界シェアでは盤石なGoogleですが…足元を切り崩される要因はまだまだ存在します。
SXO対策を司るトラフィックはGoogleがコアコンピタンスとして持つ新しい指標です。
台頭する検索按針よりも…Googleがこの強みを持って世界を席巻する可能性は極めて高いでしょう。

つまり…Googleは2017年 ますますアナリティクスの強みを発揮して訪問者動向をより高いレベルで反映するアルゴリズムを作っていくと予測されます。
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