検索アルゴリズムの種類【ユーザーインタラクションに関する要因】

ユーザーインタラクションに関する要因

直帰率はランキング要因として使用していないとGoogleは明言しています。
しかし、パンダアップデート施工後に順位を下げたサイトの多くが、直帰率が高いというデータからも…間接的な影響は否定できません。
常識的に考えれば…直帰率こそがユーザーのミスマッチの典型です。過剰SEO対策の疑念がかけられるべきデータの一つと考えるのが通例でしょう。
その事を否定する発言の意図を紐解いた場合に…「ページ滞在時間」との関係性が想像されます。
つまりGoogleは…「直帰率」だけではランキング要因にはしないけども…「直帰するまでの滞在時間が著しく短いページ」はランキング要因にしている可能性はあるかもしれません。
ここで着目して欲しい事は…Googleが公式に明言する事は「私たちをかく乱するための情報操作」ではないかという事です。
「パンダアップデート施工後に順位を下げたサイトの多くが、直帰率が高いというデータ」が存在していることからも間接的な関与の可能性が高いと考えるべきでしょう。しかし、わざわざ「直帰率はランキング要因として使用していない」などと発表する必要性があるのか?と示唆した場合違和感を覚えます。
つまりトラフィック要素は複合的に評点をしている可能性が高いと推測するのが弊社の見解ではありますが、「直帰率」も「回遊率」も「滞在時間」も…個々に対策をする必要は高いと考えます。
「直帰率はランキング要因として使用していない」との発信を鵜呑みにして直帰率を放置するのは愚行と言えるでしょう。
2014年のSMX Advancedで、CTR(クリック率)はランキングの要因ではないと明言しています。
しかし、SEO専門家の通説では?検索結果のクリック率が高いページは、ランキングを押し上げる要因だとされています。
クリック率がランディングへの導線と考えるのなら…ランキングの要因ではないというのに疑問を感じます。
【追 記 1】
2015年のSMX Advancedでは、CTR(クリック率)はアルゴリズムの1つでパーソナライズ検索においてデータを使用していることを明言しています。
【追 記 2】
Google のジョン・ミューラー氏は、2017年9月のオフィスアワーで検索結果のクリックデータを…検索アルゴリズムの評価に使用している一方で、ウェブページのランキング要素としては使用していない発言しています。
つまり、クリックデータは、検索結果全体の評価としては…使用していることになり…無関係とは言い切れません。
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