検索アルゴリズムの種類【スパムに関する要因】

スパムに関する要因

パンダアップデートはコンテンツの品質を評価するアルゴリズムです。
ユーザーに価値を提供しない低品質なコンテンツの評価を下げる傾向です。
【追 記 1】
パンダアップデートは2012年7月に日本にも導入され…2016年1月にはコアランキングアルゴリズムに組み込まれました。
ただし、コアランキングアルゴリズムは完全な自動更新ではなく2~3か月に1回程度更新されているようです。
【追 記 2】
Google のジョン・ミューラー氏は、2017年5月末、オフィスアワーでパンダアップデートが自動更新されるアルゴリズムになったことを明言しました。
また、パンダアップデートを含めたすべての品質評価アルゴリズムは独立して利用されているものの…異なるアルゴリズムの情報を参考にしている事を示唆しています。
ペンギンアップデートは2012年に導入された「被リンク対策」等をするサイトに対するアルゴリズムです。
スパム行為や有料リンク購入など…ガイドラインに違反しているサイトの検索順位を下げる傾向にあります。
【追 記 1】
2016年9月23日に、コアアルゴリズムの一部である…「リアルタイムに更新されるよ」ペンギンアップデート4.0が導入されました。
2014年10月に更新されたペンギンアップデート3.0まっではサイト全体に影響与えていましたが、ペンギンアップデート4.0は個別ページごとに影響を与えます。
また今までのペンギンとは異なり、不正なリンクを得ているページの検索順位を下げるわけではなく、不正リンクを無効化する仕組みになっています。これにより、ネガティブSEOが無くなるという素晴らしい効果が期待されています。
【追 記 2】
Googleのゲイリー・イリェーシュ氏は…リンクされているサイトではなく、リンク元のサイトがスパムかどうか判断していることをMarketing Land のポッドキャストで明らかにしました。
この説明にもネガティブSEOの具体的な例を挙げて解説している事から、ペンギンアップデート4.0がネガティブSEO対策に力を入れている事が分かります。
サイトの上部はとても重要です。スクロールしないで見える部分が、広告で埋め尽くされているようなサイトは評価を下げる事になります。
キーワード出現率例
ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザーの利便性が低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあると…Googleは明言しています。
一般的にはキーワード出現率は5%くらいまでと言われていますが…Googleは正式な発表をしていません。
弊社でもキーワード出現率5%のページを施策して実験をしています。 赤文字で「格安・激安ホームページ制作」と言うワードを詰め込んでいます。激安ホームページ制作が5%を超えるこのページは「ホームページ激安」で検索しても100位以内に入ってこない。
逆に「ホームページ激安」で検索をした44位に弊社の「Web制作会社の現状」と言うページがランキングしている。
この現実を考えればGoogleは5%を超えるキーワード出現留つのページに何らかの順位低下の要因を持っている可能性があります。
「激安ホームページ制作」を施策したページがあえて下位に落とされ…意図しないページが上位にランキングしている現状、そこにふーふるアルゴリズムのヒントが隠れていることは間違いありません。
コンテンツにキーワードの乱用と同様に、メタキーワードにキーワードを乱用することは、マイナスになる可能性があります。
【追 記 1】
2018年段階でメタキーワードの有効性はなくなっています。
GoogleがメタキーワードタグはSEO上関係ないと明言していますす。
メタタグは、サイトの情報を検索エンジンに提供するうえで非常に便利ですが…キーワードは自己申告しなくてもGoogleがテキストを理解してその文章にふさわしいキーワードを考えるようになっています。
自己申告のキーワードは過剰SEO対策の温床にしかなりません。つまり…Googleはメタキーワードの有効性を無視しています。
つまりメタキーワードへの記入はマイナス要因にしかならないと考えられます。
メタディスクリプションにキーワードを乱用すると、スニペットが正しく表示されてなくなります。
当然、マイナスになる可能性が高いと言えるでしょう。
【追 記 1】
弊社では…メタディスクリプションはメタキーワード同様に今後不要になるのではと考えています。
Googleのテキストの理解力は年々高まっています。高い文章理解力を持てば、ページ内容を自己申告する必要はなくなり…閲覧者が欲しい情報に適した文章をGoogleが考えて提供するような時代が来ると考えています。
それを売らず蹴るように…最近は検索結果にスニペットが使用されていないケースが多く見られます。
Googleは検索意図に対して最も適した文章をメタディスクリプション以外から見つけるようになっています。
キーワドーを過剰に隠す行為は、偽装行為としてみなされ評価を下げられる事になります。
隠しテキストとは検索エンジンスパムのひとつです。
検索結果順位を操作することが目的に、ブラウザ上でサイトを閲覧してもに表示されない施策で…検索エンジン側のみに影響が出るよう隠してあるテキストのことをさします。
ユーザーに見えないようにリンクを過剰に設置する行為は、偽装行為とみなされランキング低下の要因となり得ります。
無関係なサイトからのリンクが大量にある場合、そのリンクが評価に値するのかを…アルゴリズムだけでなく手動でもチェックされることがあります。
【追 記 1】
2018年現在は主導のチェックはほとんどないように感じます。
Googleは2012年以降、主導のペナルティを実施してきましたが現在は全て機械でのチェックになっているようです。
行き過ぎたリンクビルディングは、ペナルティの対象になり得ります。
ガイドラインに違反するリンク収集はサイトに致命的な打撃を与えます。
Googleから不自然なリンクの警告を受けた場合、リンクの正当性を証明できない場合…そのリンクが無効になるか、不自然なリンクを解除しない場合、ペナルティを受ける可能性があります。
Googleガイドラインに従わない場合、Googleはウェブマスターツールへ警告を出します。
それは…Googleウェブマスターツールの「手動による対策」で確認することができます。
リンクを販売する行為はもちろん…リンクを購入する行為もGoogleガイドラインに反しています。
Googleから制裁を受ける可能性が高いでしょう。
2014年には、日本で7つのリンクネットワーク業者が制裁を受けています。
Googleは、リンク否認ツールで得られたデータをアルゴリズムに使用しないと明言しています。
しかし、この話には全く信ぴょう性がありません。むしろアルゴリズムで使用しない理由の方が見当たりません。
弊社ではたびたび、Googleの公式発表に苦言を呈していますが、私たちはこれらの情報を正しく受け止める必要性があります。
サイト内の一部のリンクに対してnofollow属性を意図的に指定することで、それ以外のリンクからリンク先のページへ流れるPageRankを増やすSEO手法があります。これはランキングサイトなどでよく使われる手法ですが…Googleは推奨していません。
nofollow属性によってページランクを制御することは無効となります。
スパムサイトへの発リンクは、サイトの信頼性を損ねる可能性が高いと言えるでしょう。
Googleは、検索エンジンのクローラが認識したコンテンツと異なるコンテンツを表示することを意図して、ユーザーを別のページにリダイレクトすること「不正なリダイレクト」は、品質に関するガイドラインで違法であると記述しています。
これはアダルトコンテンツなどによくある手法でムービーを再生しようとすると自動的に他サイトへ飛ばすような行為を指します。
ポップアップなどのインタースティシャル要素は、サイトの評価を下げます。
さらに…ポップアップなどのインタースティシャル要素を含むコンテンツは…正しくインデックスできないことがあります。
これもアダルトサイトにありがちな施策です。意図しないコンテンツを開くことにより運営者に利益をもたらせる為の手法です。
独自のコンテンツや付加価値をもたいないアフィリエイトサイトは、ランキングがが下がる要因となります。
プログラムによって自動的に生成されたコンテンツは、インデックスから削除される可能性が高いです。
サーバーIPアドレスがブラックリストに載っている場合はそのサーバーの他のサイトの評価を下げる可能性がわずかにあります。
同じIPアドレスからのたくさんのリンクは、ネットワーク化してい可能性が高いと判断され、ランキングを大きく下げる要因となります。
フォーラムのコメントなどで、URL記載の作為的なリンクは、不自然なリンクとみなされランキングを下げる可能性があります。
【追 記 1】
2015年10月5日にGoogleは、ハッキングを受けている可能性が高いサイトを検索結果から除外するアルゴリズムを更新したと発表しました。これにより検索クエリ5%に影響がある模様です。
これは…2012年4月24日:1.0ペンギンアップデートでの影響が3.1%なのでかなり高い影響があると言えます。
「バイアグラ」といったアンカーテキストでリンクを貼られている場合、サイトをハッキングされている可能性が高いとされています。
【追 記 1】
2015年10月5日に、Googleはハッキングを受けている可能性が高いサイトを検索結果から除外するためのアルゴリズムを更新しました。
新しいサイトが一定期間上位表示することができないことを、サンドボックス呼ばれます。
しかしこれは…実際に期間が設定されているのではなくGoogleからの信頼を得るための時間という意味合いだと考えられています。
現在は、新しいサイトという理由で上位表示ができないことはないようです。
Googleのクロールしたインデックスデータとデータセンターのデータの違いによって、検索順位が上下動することを「Googleダンス」と呼んでいましたが、現在はGoogleダンスはほとんど無いようです。
ウエブマスターツールに来るペナルティは解除のために、再審査リクエストを送る必要があります。
これを放置すれば大きくランキングを下げます。
※再審査リクエストを何度も送らなくても、再審査してもらえるケースもあるようです。
Googleは2015年3月17日に、検索エンジン対策に作成された誘導ページを取り除くためのアップデートを実行するとを発表しました。近日中に実行されると思われます
このアップデートにより…アフィリエイトサイトなどが大きな影響を受けることが予想されます。
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