検索アルゴリズムの種類【ウェブサイトに関する要因】

ウェブページに関する要因

サイトの構造を最適化することは、上位表示を目指すために欠かせない要素です。サイト構造の最適化とは?アクセスできないコンテンツをなくしたり…URLパラメータを適正にしたり…内部リンクを張り巡らしたりと多岐にわたるサイトの構造を最適化する作業を指します。
サイトマップは、コンテンツ更新の通知やインデックスの促進といった役割をもっています。
XMLサイトマップのサイズは上限がありますが、インデックスに影響する事はありません。
 ページ数はオーソリティーに影響しません。つまり、2012年以降にCMS業者が「index数を増やすと検索順位が上がる」と流布していたことは全て嘘です。
ただし、質の高いコンテンツのページを増やすことは、もちろんプラスに働きますので、サイトテーマに準じたオリジナルのページを増やす事は評価に値します。
パンくずリストとは?通常はコンテンツの最上部に記載される…ユーザーが今WEBサイト内のどの位置にいるのかを、視覚的に分かるように、上位階層となるWEBページを階層順にリストアップしてリンクを設置したリストのことを指します。
パンくずリストは、ユーザーに優しいサイト作りだと考えられています。
ランキング要因である可能性もあります。
質の高いリンクを集めることで、Googleからの信頼を得ることは、ランキングに大きく影響します。
しかし「トラストランクという名称のアルゴリズムは存在しません。「トラストランク」や「オーソリティランク」といった具体的な名前をもつ要因はGoogleの中には存在しません。
タイムリーな情報の提供は、「QDF (Query Deserves Fressness)」の恩恵により上位表示される可能性があります。
QDF(Query Deserves Freshness)とは、より時事性が高いと思われるトピックに対し、通常の検索語との関連性やリンクポピュラリティの評価によるランキング付ではなく、より新しい情報を検索結果上位に表示させようとするアルゴリズムのことを言います。 Googleは、常に最新情報に関するアルゴリズムを更新しています。
しかし、サイトの更新や新規コンテンツの追加がそのまま上位表示にはなりません。
現在は、モバイルのユーザー体験・ユーザビリティーがランキング要因として使用されています。このことからも…ユーザー体験の重要度は、より大きくなっています。特に2017年以降、GoogleはSEO対策ではなくSXO対策をするものを高く評価すると発表をしています。
SXO対策とは…検索体験最適化の意味を指しますが、これはユーザビリティの向上を意味しています。
Googleは、レビューや口コミをローカル検索やプレイス検索に活用しています。
Twitterやfacebook…Instagramに代表されるSNSなどの「いいね」等の「評価」をGoogleは被リンクと同様に「外部評価」として高く評価をします。
サイトの不具合は…サーバーダウンやサイトメンテナンスによって、1週間以上サイトにアクセスできなくなったら、インデックスから削除されてしまう可能性があります。
2~3日間で復旧できれば、検索結果やインデックスに影響を得る可能性は低いです。
しかし、1週間~1ヶ月かかる場合は、検索結果から削除される恐れがあります。
Googleは、サーバーの場所やコンテンツを把握するために、IPアドレスを、活用しています。したがって、自分の国のサーバーを利用することは無難といえるでしょう。
Googleは、HTTPSがランキングシグナルであると発表しています。
現在はまだ…小さい要因ですが、これから大きな要因になることを示唆しています。
特に、大規模サイトや重要な個人情報を扱うサイトは実装を急ぐべきでしょう。Google Search ConsoleのヘルプではHTTPSの移行方法(日本語はこちらから)をまとめています。
このランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しません。
しかし、これから長い期間をかけて強化されると推測されます。
【追記】
2018年7月中旬から実装された Chromeブラウザ(Chrome 68)より、HTTP で配信しているすべてのページに、”保護されていない通信”ラベルが表示されることを 公式発表をしました。
ユーザーにネガティブな印象を与える可能性が高い表示ですが、ランキングそのものに、直接的には影響はありません。
サイトの信頼性をはかる要因として、以下の表記の有無が関わっているとされています。
 ◎プライバシーポリシー
 ◎物理的な住所
 ◎フリーダイヤル
 ◎コピーライト表記
情報開示方針
 ◎再配布方針
 ◎About us
 ◎問合せページ
 ◎電話番号と住所・運営者の名前
重複したタイトルタグやメタディスクリプションは…フィルタリングされて検索結果に表示されない可能性があります。
2015年4月21日より…スマートフォン対応の有無を、モバイル検索時のランキング要因とすることを発表。
以前からレスポンシブデザインを推奨しているGoogleは、サイトがモバイルに対応しているかどうか、モバイル フレンドリー テストで確認しています。
Googleは2017年4 月 21 日より、ウェブサイトがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として採用。
この変更は全言語のモバイル検索に影響を与え…Google の検索結果を大きく変えます。
この変更により、検索ユーザーは、クエリへの関連性が高く…高品質な検索結果を見つけやすくなります。
【追 記 1】
2015年11月1日、Googleはモバイル検索からのユーザーに対して、アプリのダウンロードを促す広告が設置されているサイトの評価を下げると発表しました。(モバイルフレンドリーではないと判断されます)
2017年1月10日には、アプリだけでなく全ての「インタースティシャルを表示するモバイルページの評価を下げるアルゴリズムの変更が確認されました。ユーザー体験を損ねる「インタースティシャル」は検索順位が低下する事を示唆しています。
【追 記 2】
2016年1月10日、モバイル検索で、コンテンツへのアクセスを阻害する「インタースティシャル」や「ポップアップウインドウ」の表示をしているサイトのランキングを下げるランキング要素の更新を実施。
1 月 11 日より、ユーザーがモバイル検索結果からコンテンツに容易にアクセスできないページを、これまでよりも掲載順位を下げる可能性があります。
この新しいランキング要素は、ランキングに使用する何百もの要素の一つです。
検索クエリの意図は引き続き重要なランキング要素です。関連性の高いコンテンツを含む優秀なページは、今後も上位にランキングされる可能性があります。
【追 記 3】
2016年の5月、Googleはモバイルフレンドリーの有無が、モバイル検索時のランキングをさらに強く影響することを発表しました。
モバイルフレンドリーテストで問題がないサイトは、特別な施策を行う必要はありません。
2016年の5月からは、当該ランキング要素の効果を高めるアルゴリズムのアップデートを徐々におこなっていきます。これによりモバイルでも見易いページが検索結果で更に多く表示されます。
【追 記 4】
2016年6月、モバイルウェブサイトスピードテスティングツール(Mobile Website Speed Testing Tool)が公開。モバイルフレンドリーの有無、モバイル端末・デスクトップの表示速度をチェックなどがができます。従来のページスピードインサイツ「PageSpeed Insights」と全く同じ機能ですがユーザーインターフェースのデザインを刷新し、視覚的に情報を把握し易くなりました。
GoogleのGary Illyes 氏は…数ヶ月以内に実施予定のモバイルフレンドリーアップデートに於いて、モバイル検索時のページ表示速度がランキング要因になると示唆しています。
次に行うべきモバイルSEOは、ページスピードの高速化といえるでしょう。
【追 記 5】
2016年8月、スマートフォン対応ページに表示されていたスマホ対応ラベルが、モバイル検索結果に表示されなくなりました。
スマホ対応は依然としてランキング要因のままですが、ほとんどのサイトがスマホに対応したことか要因とされています。
【追 記 6】
Google は、2017年6月、モバイルのサイト表示速度を計測する「Test My Site」というツールを公開。「Test My Site」の機能は、モバイル端末でのサイト表示速度の計測、改善施策の提案、競合サイトとの比較情報などができます。
【追 記 7】
Google は2018年1月、ウェブサイトのパフォーマンスレポートの改善情報を得られる 、PageSpeed Insights の改良版を公開。
大きな変更点はFCP(ファイル制御プロセッサー) と DCL (データ制御言語)の指標が新たに加わったことです。
PageSpeed Insights では Chrome ユーザー エクスペリエンス レポート(CrUX)のデータを組み入れ、ページに関する実際のパフォーマンス データを表示します。
PSI レポートで確認できるのは FiCPFirst Contentful Paint)とDCL(DOMContentLoaded)です。
【追 記 8】
Google は2018年2月、モバイルのページ表示速度に関連するデータの計測を目的とした… Speed Scorecard と Impact Calculator をを公開。
Speed Update への布石ともとれるタイミングで公開された Impact Calculatorはモバイルのページ表示速度向上を啓蒙する狙いがあるようです。
Speed Scorecardモバイルのページ表示速度を競合サイトと比較できます。
国や…3G/4G 別に選択ができます。
Impact Calculatorモバイルのページ表示速度がサイトのコンバージョンに与える影響をシュミレーションできます。表示速度の向上が収益増加に繋がることを数値で示します。
2008年。YouTube動画を埋め込むと、SEO対策に効果があるといわれていました。YouTube動画にリンクを貼ることは、わかりやすいコンテンツに発リンクしているので、ユーザビリティが高いと考えられます。
YouTubeのSEOも上位表示には欠かすことができない重要な施策でしょう。
Google Search Console」・「Google Analyticsの2つのツールに登録することは、インデックス促進に役立つでしょう。
直接SEO効果を期待できるわけではありませんが、登録する事で必要な情報をGoogleに伝えるので、ランキング要因に影響を与えています。
商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載している商品アフィリエイト リンク…オリジナリティのあるコンテンツをもたない「アフィリエイトサイトは、ランキングが低くなる可能性があります。
Googleにログイン状態でのブラウジング履歴は、Googleが…何らかのデータとして使用しているのではないかと言われています。
ユーザーの「ソーシャル状況」や「検索履歴」等に応じ、検索結果が変わる事があります。
いわゆるSearch Plus Your World(SPYW )【ユーザーに関する情報を収集し、それを情報収集者である特定の企業・団体・個人等に自動的に送信するソフトウェア】ですが、Google Search, plus Your World は貴方の人間関係(ソーシャルグラフ)に基づいて検索結果を個別化するパーソナライズ検索行っています。
このソーシャルグラフ「人間関係」は、Google+ のサークルに基づいています。
成人向けコンテンツなどを提供する場合、フィルタリングによって検索結果が表示されない(除外される)可能性があります。
2014年…DMCA(デジタルミレニアム著作権法)侵害の申立てが多いサイトの順位を降格させる…パイレーツアップデートが、強化されました。
ユーザーの検索環境に応じて、異なる検索結果を表示するアルゴリズムをローカル検索と呼びます。
海外では「ピジョンアップデート」が総省されています。
日本では「ピジョンアップデート」ではなく、通称ヴェニスアップデートが導入されていると予想されています。
例えば。貴方のブラウザからよく検索されるサイトは、通常のアルゴリズムで定められた順位ではなく上位に表示されるという報告が受けられています。
トランザクショナル検索とは?
例えば銀行などの様に…取引や決済を目的とする検索があります。
この場合は、通常のキーワード検索と異なる検索結果が表示される傾向にあります。
商品名など…キーワードよっては、検索結果にGoogleショッピングが表示される事があります。
EC(electronic commerce)サイトによっては重要な要素と言えます。
掃除機検索結果

ナレッジグラフ(英語:Knowledge Graph)の一つとして、キーワードに対して画像が表示することがあります。
【追 記 1】
Google は、2017年8月に…モバイル端末の画像検索時のサムネイル画像に、”バッジ”機能を導入しました。
バッジは、「動画」「アニメーション画像(GIF)」「商品」「レシピ」などにに表示され、画像が何の情報を提供しているのか?分かり易くする狙いです。
バッジの表示には、構造化データのマークアップが必要です。
Googleには、ランキング要因とは無関係な、たくさんの裏機能を持っています。
その詳細は発表されていません。
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